国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

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CBD/COP12サイドイベント

本イベントは終了しました

生物多様性条約第12回締約国会議サイドイベント開催報告

2014年10月15日、韓国・ピョンチャンにて開催された生物多様性条約第12回締約国会議において、REDD研究開発センターがサイドイベントを開催しました。当日はカナダ林業局のイアン・トンプソン氏、UN-REDD(現在の所属はGlobal Canopy Programme)のルーシー・グッドマン氏、コンサベーション・インターナショナル・ジャパンの名取洋二氏の3名の招待講演者と当センター岡部貴美子を加えた4名の講演者と、約50名の聴衆の参加の下、REDDプラスのための生物多様性基準について情報提供と議論を行いました。

また、イベント冒頭、特別ゲストとしてインドネシアREDD+庁長官のヘル・プラセチョ氏が登壇し、インドネシアにおける生物多様性保全に向けた取組についてご講演をいただきました。

日 時
開催目的
生物多様性は熱帯林からの生態系サービスをはじめとする環境・社会的な便益と強い関わりを持ち、REDD+活動の実施においてもセーフガード上最も重要な要件の一つと考えられています。REDD+活動において生物多様性保全を実現するためには、他の環境サービス同様、その状態をモニタリングするための基準・指標の設定が一つの有効な手段です。基準・指標はプロジェクトレベルでの有効活用はもとより、愛知目標達成状況の報告に向けた国レベル情報へのスケールアップも期待され、途上国各国からは、実用的かつ有効な基準・指標の開発が求められています。しかし、生物多様性の基準・指標は専門性が高いため取り扱いが難しく、その開発の取組は必ずしも進んでいるとは言えない状況にあります。
このため、本サイドイベントは、科学者と事業実施者がそれぞれの視点からREDD+のセーフガードにおける生物多様性基準の取り扱いに係る期待とリスクについて情報提供を行い、科学と政策をつなぐ実用的な観点から議論することを目的に開催しました。
イベント名
REDD+のための生物多様性基準 - 科学の貢献 -
Biodiversity Criteria For REDD+ - How science can contribute to make safeguards work -
場所
CBD/COP12会場
ホールG Room 3

講演者および講演タイトル

特別講演:
H.E. Heru Prasetyo (Head of the National REDD+ Agency, Republic of Indonesia)
インドネシアにおけるREDD+の進捗とセーフガードの重要性
  1. 導入:岡部貴美子(森林総合研究所)
  2. Lucy Goodman (UNEP-WCMC; current address Global Canopy Programme)
    UNREDD プログラムによるREDD+セーフガードの支援
  3. 名取洋二(Conservation International Japan)
    REDD+セーフガードの実際
  4. Ian Thompson (Natural Resource Canada, Canadian Forest Service)
    REDD+セーフガードにおける生物多様性モニタリングのための基準
  5. 岡部貴美子(森林総合研究所)
    REDD+セーフガードにおける生物多様性モニタリングのための指標(モデレータ:岡部貴美子)

Heru Prasetyo氏による特別講演

Lucy Goodman氏による講演

開催報告