国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

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平成25年度第2回公開セミナー

本セミナーは終了しました

「REDDプラスと持続可能な森林経営」~森林・林業政策と気候変動をつなぐ~

公開セミナー報告

セミナーには海外からの65名を含む国内外の約260名のご参加を頂きました。2日間の日程を通じ、途上国政府機関代表者、民間企業、NGO、研究機関を含む14名の専門家から発表が行われるとともに、REDDプラス活動において持続可能な森林経営をいかに実現するかという観点から活発なディスカッションが行われました。

公開セミナーの概要報告書

発表ファイル

開催日時
(開場9:00)
会場
国連大学 ウ・タント国際会議場
東京都渋谷区神宮前5-53-70
使用言語
日本語・英語 (同時通訳)
参加費
無料
主催
独立行政法人森林総合研究所、国連食糧農業機関(FAO)
共催
独立行政法人国際協力機構(JICA)
国際熱帯木材機関(ITTO)
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)
後援
林野庁、外務省、経済産業省、環境省、日本森林学会、日本熱帯生態学会、日本写真測量学会、日本リモートセンシング学会
事務局
REDD研究開発センター(独立行政法人森林総合研究所内)

問合せ・参加申し込み先

独立行政法人森林総合研究所 REDD研究開発センター
Tel:029-829-8365
E-mail:redd-rd-center@ffpri.affrc.go.jp
オンライン登録先:https://business.form-mailer.jp/fms/a9c737e637887

趣旨

気候変動枠組条約第19回締約国会合(COP19)において合意された「REDDプラスのためのワルシャワ合意」を受け、 REDDプラスはその完全実施フェーズに向けて各国の取組の加速が期待されています。しかし、国レベルでの体制の確立には、資金面やセーフガード対応などを含め、数多くの政策的・技術的課題が残されています。

一方、持続可能な森林経営の実現に向けた各国の取組は、昨年のRio+20を経てその出発から20年が経過し、数多くの経験・知見が蓄積されつつありますが、その経験・知見は気候変動対策としてのREDDプラスの中に十分に活かされているとはいえません。

本セミナーでは、持続可能な森林経営の概念を改めてREDDプラスの文脈から捉え直した上で、これまでの持続可能な森林経営に向けた各国の取組みから学び、 REDDプラスと持続可能な森林経営のシナジーを図るとともに、プロジェクトレベルから国レベルへのスケールアップ、森林政策からより幅広い土地利用政策を視野に入れた政策展開の必要性など、 REDDプラスの今後の進むべき方向性や政策的・技術的な課題の解決策について議論します。

プログラムと発表ファイル

2月6日(木)
時間 氏名 所属 内容 報告
オープニングセッション
9:30 開会
9:30 - 10:00 鈴木 和夫 森林総合研究所 理事長 開催挨拶 議事録
武内 和彦 国際連合大学
上級副学長
開催挨拶 議事録
宮原 章人 林野庁 次長 来賓挨拶 議事録
Mr. Eduardo Mansur 国連食糧農業機関 林業局 森林評価・管理・保全部 部長 開催挨拶
REDD+ Implementation and Sustainable Forest Management
議事録
セッション1  REDDプラスに関する国際交渉の動向
10:00 - 10:20 Ms. Jenny Wong 国連気候変動枠組条約事務局 気候変動枠組条約の下でのREDDプラスに関する国際交渉の最新動向―ワルシャワにおける主要な成果― 議事録
10:20 - 10:40 休憩
セッション2  REDDプラスの実施における持続可能な森林経営とは何か
モデレーター:松本 光朗(森林総合研究所 REDD研究開発センター)
10:40 - 12:30 Dr. Patrick Durst 国連食糧農業機関 アジア・太平洋州地域事務所 持続可能な森林経営とREDDプラス:ふたつの話題―ひとつの究極目標 議事録
Dr. Ian Thompson カナダ 天然資源省林業局 / 国際森林研究機関連合国際森林専門家パネル(IUFRO GFEP) REDDプラスにおける持続可能な森林経営 議事録
井上 真 東京大学大学院 農学生命科学研究科 共用資源のドラマ:REDDプラスへの教訓を得るための理論的展開 議事録
質疑応答 議事録
12:30 - 13:30 昼休み
セッション3 持続可能な森林経営とREDDプラス活動をどう関連づけるか:データ・情報収集の重要性
モデレーター:宮薗 浩樹(国際協力機構)
13:30 - 15:20 Dr. Maria Jose Sanz-Sanchez 国連食糧農業機関 林業部 森林評価・管理・保全部 UN-REDDプログラム REDDプラスのための国家森林モニタリングシステム:データ・情報収集の重要性 議事録
平田 泰雅 森林総合研究所 温暖化対応推進拠点 信頼できる森林炭素モニタリングシステムを構築するために 議事録
Dr. Carmenza Robledo Ecoexistence - Robledo Abad Althaus sCreen‐森林活動による炭素便益の迅速な推定法 議事録
質疑応答 議事録
15:20 - 15:50 休憩
セッション4 REDDプラスの実施における持続可能な森林経営の取組事例
モデレーター:Dr. Henry Scheyvens(地球環境戦略研究機構)
15:50 - 17:10 Prof. N.H. Ravindranath インド理科大学院 持続可能技術センター REDDプラスと持続可能な森林経営:インドにおける状況、機会と課題 議事録
Mr. Deuteronomy Kasaro ザンビア共和国 土地・自然資源・環境保護省REDDプラス調整ユニット REDDプラスと持続可能な森林経営をつなぐ:ザンビアにおけるREDDプラス準備プロセス 議事録
質疑応答 議事録
クロージングセッション  第1日まとめ
17:10 - 17:30 松本 光朗 森林総合研究所 REDD研究開発センター セミナー総括 議事録
17:30 閉会
18:00-20:00 懇親会(国連大学2階レセプションホール)
2月7日(金)
時間 氏名 所属 内容 報告
オープニングセッション
9:30 開会
9:30 - 9:50 松本 光朗 森林総合研究所 REDD研究開発センター 導入 議事録
セッション1 準備・実証活動からの教訓:持続可能な森林経営政策とのリンク
モデレーター:Dr. Ma Hwan-ok (国際熱帯木材機関)
9:50 - 11:00 Dr. Yetti Rusli インドネシア共和国 林業省 大臣特別顧問 インドネシアにおけるREDDプラス実施と国家森林政策の将来的展望 議事録
質疑応答
11:00 - 11:20 休憩
セッション2 国レベル活動へのスケールアップ:炭素アカウンティングと登録
モデレーター:Dr. Maria Jose Sanz-Sanchez(国連食糧農業機関)
11:20 - 12:40 松本光朗 森林総合研究所 REDD研究開発センター JCMのためのREDDプラスガイドラインの開発 議事録
Ms. Naomi Swickard Verified Carbon Standard VCS JNR:REDDプラスのネステッドプロジェックトとジュリスディクショナルアプローチの進展 議事録
Ms. Donna Lee 気候変動コンサルタント スケールアップ:大規模REDDプラスに向けた課題 議事録
質疑応答 議事録
12:40 - 14:00 昼休み
セッション3 より広い視野から捉える:ランドスケープアプローチ
モデレーター:赤堀 聡之(林野庁海外林業協力室)
14:00 - 15:00 Ms. Donna Lee 気候変動コンサルタント REDDプラスと持続可能なランドスケープ:その政策と実践 議事録
Dr. Louis V. Verchot 国際林業研究センター(CIFOR)森林・環境研究部長 ランドスケープにおけるREDDプラス:森林減少の要因、制度、ジュリスディクション 議事録
質疑応答 議事録
15:00 - 15:30 休憩
パネルディスカッション
REDDプラスの実施における持続可能な森林経営の役割:その条件、機会とシナジー
モデレーター:Mr. Eduardo Mansur(国際連合食糧農業機関)
15:30 - 17:00 パネリスト:
・Dr. Ian Thompson
・Dr. Ir.Yusurum Jagau
・平田 泰雅
・Ms. Naomi Swickard
・Dr. Carmenza Robledo
・Dr. Louis V. Verchot
・Mr. Deuteronomy Kasaro
議事録
クロージングセッション
17:00 - 17:30 松本 光朗 森林総合研究所 REDD研究開発センター セミナー総括
結論
議事録
17:30 閉会