国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

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森林炭素蓄積量モニタリング

多角的かつ先進的な森林モニタリング

REDD研究開発センターでは、森林由来の温室効果ガスの吸排出量を正確に算定するための測定・ 報告・検証(MRV)システムの開発や、参照レベル(削減努力がない場合の予想排出量)を設定するため の技術開発に取り組んでいます。同時に、森林変化の要因やプロセスを社会経済的手法で分析し、森林 の保全に有効な政策を見い出します。これらの調査研究をもとに、森林減少・劣化を防ぐための政策提言や国際的な制度の提案につなげます。

空からの森林モニタリング    ~森林面積変化の把握~

衛星リモートセンシングを応用した森林観測技 術は、地上での森林調査が難しい途上国にお いて森林の変化を観測し続けるためにも、その 変化から参照レベルを決めるためにも重要です。 そこで、衛星画像解析技術と地上調査技術 を組み合わせ、汎用性があり、なおかつ地域の 状況に柔軟に対応できる森林面積変化の把握 手法と参照レベルの推定手法を開発します。

地上における詳細な調査    ~炭素蓄積量の推定~

森林からの排出・吸収量を把握するためには、 代表的な森林タイプ毎の単位面積当たりの炭 素蓄積量を測定する必要があります。そこで、衛 星リモートセンシング技術も活用しながら、地上で のサンプリング調査により、主な植生タイプの生 態系炭素蓄積量や、森林の減少・劣化、再生に よって変化する炭素蓄積量を効率的に推定する手法を確立します。