国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

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研究員現場レポート/海外出張

第25回国連気候変動枠組条約締結国会議(COP25)でのサイドイベントの開催および関連情報の収集

佐藤 保(森林植生研究領域/領域長) 井上泰子(国際連携・気候変動研究拠点 主任研究員)

日程

2019年12月7日~12月15日(9日間)

出張先

スペイン王国 マドリード / IFEMA - Feria de Madrid

概要

第25回国連気候変動枠組条約(UNFCCC)締結国会議(COP25)は2019年12月2日から12月15日にかけてスペイン王国マドリード市で開催され、これに出席しました。UNFCCCのCOPは、世界での実効的な温室効果ガス排出量削減等の目的を実現するために、1995年から毎年開催されており、政府代表団のほか、NGO・国際機関等からも事前登録により参加が可能となっています。今会合では、特にパリ協定のルール策定の交渉のうち特に6条(市場メカニズム)に合意することが重要な課題となっていましたが、すべての論点について完全に合意するには至らず、COP26での採択に向けて引き続き交渉が行われることとなりました。

森林総研は国際熱帯木材機関(ITTO)とサイドイベント "Forest based solutions by green supply chains and conservation to combat climate change and for SDGs(森林ベースの解決策ー気候変動対策とSDGs達成のためのサプライチェーンと保全)" を共催し、会議の企画、運営、発表を行ったほか(サイドイベントの概要はこちらをご参照下さい)、エキシビジョンエリアに設置した森林総研ブースで研究成果の展示を行いました。さらに、REDD+関係国と数多くの会合やサイドイベントで情報・意見交換を行い最新の情報を収集しました。

COP25エキシビジョンエリアに設置した森林総研・ITTOブース(12月9日、10日)
森林総研・ITTOサイドイベントで発表するFAO森林局のバハーレン森林政策・資源課長(12月11日)
森林総研・ITTO公式サイドイベント登壇者(12月11日)
熱帯林諸国連合(CfRN)による市場メカニズムの実施には欠かせないREDD+クレジット登録簿に関するサイドイベント(12月10日)