国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

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ごあいさつ

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

センター長 平田泰雅

2005年に開催された気候変動枠組条約第11回締約会議(COP11)において、パプアニューギニアとコスタリカから発展途上国における森林減少および森林劣化からの温室効果ガスの排出削減(REDD)が温暖化緩和策の一つとして提案されてから、REDDプラスの実施に向けて10年の歳月をかけて議論が続けられてきました。

そして、2015年フランスのパリで開催されたCOP21で「パリ協定」が採択され、REDDプラスも気候変動緩和策の一つとして重要であることが確認されました。この間、COP15の決議に基づいた多くの先進国・国際機関からの援助により、途上国でREDDプラスに取り組むための体制づくりが進められてきました。しかしながらその間にも、多くの途上国では森林減少、森林劣化が進んでいるというのが現実です。我々は実際の現場で何が起こっているのか、森林減少、森林林劣化を抑制するために何が必要なのかということに正面から向き合わなければなりません。

REDD研究開発センターは、2010年7月の開設から、REDDプラスの実現に向けた技術的な課題の解決に取り組んできました。とりわけ現場での感覚とデータを大切に、REDDプラス実施に向けて必要となる手法の開発と知見の集積を進めてきました。我々はこれからも研究と現場との「橋渡し」の役割を担い、国内外でREDDプラスに取り組む方々に求められる技術と知見を発信できるよう努めて参ります。