国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

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ごあいさつ

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

センター長 平田泰雅

2015年フランスのパリで開催された気候変動枠組条約第21回締約会議(COP21)において「パリ協定」が採択され、発展途上国における森林減少や森林劣化からの温室効果ガスの排出を削減し森林を保全する枠組みであるREDDプラスも気候変動緩和策の一つとして重要であることが確認されました。しかしながら現在でも、多くの途上国では森林減少、森林劣化が進んでいるというのが現実です。我々は実際の現場で何が起こっているのか、森林減少、森林林劣化を抑制するために何が必要なのかということに正面から向き合わなければなりません。

 

パリ協定が締結されるより少し前の2015年9月には、国連サミットにおいて国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標である「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」が採択され、気候変動とその影響に立ち向かうため早急に対策を取り(目標13)、森林の持続可能な管理・保全を推進すること(目標15)が求められています。

REDD研究開発センターは、2010年7月の開設から、REDDプラスの実現に向けた技術的な課題の解決に取り組んできました。とりわけ現場での感覚とデータを大切に、REDDプラス実施に向けて必要となる手法の開発と知見の集積を進めてきました。我々はこれからも研究と現場との「橋渡し」の役割を担い、国内外でREDDプラスに取り組む方々に求められる技術と知見を発信できるよう努めて参ります。