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国際シンポジウム BIODIVERSITY AND LOCAL BENEFITS IN TROPICS -A Case Study of Agro and Forest Ecosystem in Myanmar-
概要:熱帯アジアにおける生物多様性保全と地域社会の相乗便益の可能性について-ミャンマー農山村地域を例に-
途上国での森林減少抑止活動の実施にあたっては「生物多様性」が損なわれないようにするための配慮が必要とのことから、例えば2020 年以降実施予定のREDD +では生物多様性保全をセーフガードで取り組むべき課題として挙げている。とはいえ自然資源への依存度が高い途上国の農村社会においてはと「生物多様性保全」は「地域住民への配慮」と拮抗する可能性もある。そのため両者の便益を最適化となるような諸要因を抽出し、それらを用いた具体的なセーフガードの基準・指標作りを行っておく必要がある。
本シンポジウムでは、ミャンマーの農山村地域の生態系と自律性について、森林保全管理や地域社会経済の分野の専門家からの話題提供を御願いし、生物多様性と地域住民便益が最適化できるような「基準・指標」の可能性について議論する予定である。
- 日 時
- ~
- 場 所
- キャンパスイノベーションセンター 国際会議室 (東京都港区芝浦3‐3‐6)
参加申込
参加申し込みは、funatok@hiroshima-u.ac.jp までご連絡をお願いしていますが、事前申し込みのない方の当日参加も可能です。
タイムテーブル
時間 | 内容 | 氏名 |
---|---|---|
09:15‐09:25 | はじめに | 広島大学大学院総合科学研究科 教授 奥田 敏統 |
09:25‐10:10 | 挨拶 | 環境省自然環境局自然環境計画課 寺村 智 広島大学 理事・副学長 岡本 哲治 京都大学大学院 農学研究科 教授 神崎 護 |
10:10‐10:40 | “Lessons learned from long‐term monitoring of swidden cultivation in the Bago mountains, Myanmar” | 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授 竹田 晋也 |
10:40‐11:10 | “Biodiversity Conservation in Myanmar” | ミャンマー環境森林保全省林業局 スタッフオフィサー Tin Zar Kywe |
11:10‐11:40 | “Use of Forest Products and its impacts on Forests in Moe Swe, Myanmar” | 広島大学大学院総合科学研究科 准教授 山田 俊弘 |
11:40‐13:00 昼休憩 |
時間 | 内容 | 氏名 |
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13:00‐13:30 | “Change of Species Diversity Relation to Soil Properties in Different Fallow Areas: A Case Study in Thabikegyin, Township Myanmar”(Tentative) | ミャンマー林業大学 教授 San Thwin |
13:30‐14:15 | ディスカッション | マレーシア森林研究所 Saw Leng Guan 早稲田大学人間科学学術院 教授 天野 正博 東京大学大学院農学生命科学研究科 研究員 四方 篝 |
14:15‐14:30 | 閉会の挨拶 | 広島大学大学院総合科学研究科 教授 奥田 敏統 |