UNFCCC COP22
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ボン気候変動会合(SBSTA44, SBI44, APA1)
5月16日~26日、ドイツ・ボンにおいて、UNFCCCの下で、ボン気候変動会合が開催され、第1回パリ協定締結国会合(CMA)に向けて、パリ協定採択後のルール作りが始まりました。
同会合は、3つの補助機関(科学的、技術的助言に関する補助機関(SBSTA)第44回会合、実施に関する補助機関(SBI)、第44回会合、及びパリ協定に関する特別作業部会第1回会合(APA)(注)で構成され、APA1では共同議長(サウジアラビア、NZ)が任命されたほか、緩和関連のガイダンス、透明性のモダリティ、グローバルストックテイク等、COP21決定の作業計画に従ってパリ協定の詳細について議論が行われ、年末のCOP22マラケシュ会合に向けた今後の作業計画に合意しました。
REDD+については、COP19合意に基づき開始されたREDD+の支援の調整に関する自主的会合の第3回が開催され、REDD+関連の様々な支援について途上国が国内調整を行った経験や、英国・ノルウェー・ドイツの三カ国が自らドナー間の調整枠組みを発足させた事例等が報告され、各国間の意見交換が行われました。議事次第とプレゼン資料は下記のREDD+ウェブプラットフォームに公開されています。
次回APA会合は、第22回気候変動枠組条約締約国会議(COP22)の開催と合わせて11月7日~18日にモロッコ・マラケシュにて開催される予定です。
REDD+支援の調整に関する自主的会合UNFCCCサイト (英文)
報道機関iisdによる 「地球交渉速報」 ( 日本語の日報をダウンロードすることができます )
外務省 「概要と評価」 (5月30日)
UNFCCC 関連サイト (英文)
(注)APA(Adhoc Working Group on the Paris Agreement:パリ協定特別作業部会):パリ協定の発効のための準備と、パリ協定第1回締約国会議(CMA: The Conference of the Parties serving as the meeting of the Parties to the Paris Agreement)の招集の準備を行う特別作業部会
ボン気候変動会合(SBSTA44, SBI44, APA1)
毎年定例のUNFCCC会合です。今回はCOP21パリ会合後最初の定例会合であり、定例の補助機関会合と併せ、パリ会合特別作業部会の第1回会合(APA1)が開催される予定です。APA1では共同議長以下ビューロー選挙が行われるほか、緩和関連のガイダンス、透明性のモダリティ、グローバルストックテイク等、COP21決定の作業計画に従ってパリ協定の詳細について議論が開始される見込みです。REDD+関連では、フォーカルポイントの自主会合等が開催されます。(5月23日)
UNFCCC 関連サイト (英文)
日程
平成28年5月16日(月)~26日(木)
場所
ボン、国際会議センター