国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
REDDプラス・海外森林防災研究開発センター

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国際シンポジウム「SDGs 達成に向けた森林の貢献:森林情報の活用と基準・指標」

国際シンポジウム「SDGs 達成に向けた森林の貢献:森林情報の活用と基準・指標」(林野庁)

目的

SDGs にも位置付けられた「持続可能な森林経営」を実現するためには、森林の状況を客観的、科学的に把握するための「ものさし」としての基準・指標の設定が求められます。本シンポジウムでは、環太平洋地域の12ヶ国の連携の下に構築してきた「モントリオール・プロセス(注)」の取り組みの一環として、国内外から専門家を招き、近年の森林分野に関連する国際的な動向や「基準・指標」を活用した森林情報の把握に関する各国の取組等について技術・政策面から紹介し、今後の展望について議論します。
持続可能な森林経営の実現に向けて森林情報を政策の立案や評価にどのように活かしていくかということについてご関心をお持ちの方、是非ご参加下さい。

(注)モントリオール・プロセスとは
森林の持続可能性を客観的・科学的に把握や分析するための「基準・指標」を議論する国際的な取組です。日本を含む環太平洋地域の温帯・亜寒帯林地域を対象とする12ヶ国が加盟しています。
加盟国:アメリカ、アルゼンチン、ウルグアイ、オーストラリア、カナダ、韓国、中国、チリ、日本、ニュージーランド、メキシコ、ロシア

日時と場所

  • 日時:10月21日(月曜日)13:30~17:30(13時受付開始)
  • 場所:熊本市国際交流会館
  • シンポジウム概要や参加申し込みフォームのリンク:
        

主催

林野庁

プログラム(敬称略)

開会

小坂善太郎(林野庁森林整備部長)

セッション1:SDGsと持続可能な森林経営
  • キーノートスピーチ
  • ・近年の森林を巡る国際的な課題(国連森林フォーラム)
  • プレゼンテーション
  • ・モントリオール・プロセスの概要と活動(林野庁)
    ・ITTO の概要と活動(国際熱帯木材機関)
  • 各国の取組状況
  • ・基準・指標を用いたSDGs 達成状況の評価(日本)
    ・森林情報の政策への反映(カナダ)
    ・森林情報の把握のための新たな技術(ニュージーランド)
    ・地方レベルにおける基準・指標の取組(中国)
セッション2:パネルディスカッション
  • モデレーター
  • ティム・ペイン(ニュージーランドScion研究所)
  • パネリスト
  • バーバラ・タボラ・ジェーンチル(国連森林フォーラム)
    柱本 修(国際熱帯木材機関)
    三浦 覚(森林研究・整備機構森林総合研究所)
    サイモン・ブリッジ(カナダ 天然資源省カナダ森林局)
    アダム・ヴァン・オプジーランド(ニュージーランド 第一次産業省)
    (調整中)(中国 国家林業・草原局)
閉会

塚田直子(林野庁海外林業協力室長)