本セミナーは終了しました
REDDプラス実施に関するワークショップ(第2回)
ワークショップ報告
2014年1月14日、森林総合研究所REDD研究開発センターは、REDDプラスに取り組む民間事業体等を対象とした「平成25年度 REDDプラス実施に関するワークショップ(第2回)」を開催しました。ワークショップにはREDDプラスに取り組む研究者、民間企業、NGO、関係省庁等から約40名が参加し、現場レベルで進められているREDDプラス活動の実施状況の共有や二国間クレジット制度(JCM)の下でのREDDプラス実施に向けた課題について、議論を行いました。なお、本ワークショップの開催にあたっては、民間事業体の皆様はじめ、関係省庁等多くの関係者の皆様にご協力いただきました。この場を借りて厚く感謝申し上げます。
- 開催日時
- ~
- 会場
- 全日通霞が関ビル 大会議室B
- 東京都千代田区霞が関3丁目3番地3号
- 主催
- 森林総合研究所
- 事務局
- 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)
- 議事
- ・COP 19におけるREDDプラス関係の進捗
- ・JCMの下でのREDDプラス実施を想定したガイドラインの検討
- ・REDDプラスの完全実施段階に向けた今後の取組の方向性(2020年まで及び2020年以降)
- ・その他
- 関連リンク
- ・REDDプラス実施ガイドラインver1.2 [PDF: 0.9MB]
- ・REDDプラスに関する技術解説書「REDDプラス COOKBOOK」
- ・二国間クレジット制度(JCM)に関する動向
趣旨
REDDプラス実施に向けた制度構築に向けて第19回締約国会議(COP19)では、REDDプラスに関する課題の検討が進みワルシャワフレームワークが決定されました。わが国においても2013年以降の地球温暖化対策としてJCMを提案し、2014年1月末までに10カ国との間で二国間文書に署名しています。JCM文書に署名した相手国の中には東南アジアを中心に森林分野のGHG排出削減ポテンシャルが高く、JCMの下でのREDDプラス実施に関心の高い国々も含まれ、それらの地域では、JCMの下で民間事業体によるREDDプラスの実現可能性調査が進められています。
本ワークショップでは、早期段階のREDDプラス実施に向け、資金や制度構築等の残された課題を検討し、幅広く意見交換を行うこと、森林総合研究所が自主的に開発するJCMの下でのREDDプラス実施を想定したガイドラインの文書改善案を検討することを目的としました。