国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
REDDプラス・海外森林防災研究開発センター

文字サイズ

第2回ナレッジセミナー

本セミナーは終了しました

REDD+プラットフォーム 第2回ナレッジセミナー

日程
タイトル

航空機計測でREDD+プロジェクトの森林炭素蓄積量を効率的に推定する

場所

JICA市ヶ谷ビル 600号研修室アクセス

〒162-8433東京都新宿区市谷本村町10-5

要旨

REDD+プロジェクトを実施する際に森林炭素蓄積量の推定は必須ですが、地上から森林へのアクセスが困難な場合も多く、このような時に航空機LiDAR計測で地上調査を補足するのは一つの選択肢です。しかし、熱帯林の航空機計測を実施するためにはどう計画し、どのように仕様を指定すればよいのでしょうか?

私たちは、リモートセンシングと地上調査を組み合わせた熱帯林の炭素蓄積の観測技術の開発を、農林水産技術会議委託プロとしてH23-26年度にマレーシアとカンボジアで実施しました。その中で、実際に現地の業者に航空機計測業務を発注してデータを取得しました。その経験に基づき、海外で森林の航空機LiDAR計測を実施するために事業発注者が検討すべき事項を二つの冊子にコンパクトにまとめました。これらの冊子に従えば、航測の専門家でなくても、熱帯林の航空機計測の基本的な計画を立てられ、計測事業の仕様書を下書きできるようになります。

本セミナーでは、二つの冊子について2カ国で行った航空計測の事例などとともに紹介します。森林計測、航空計測の技術者だけでなくREDD+プロジェクトで計測事業を計画または実施している方々、計測事業を外部発注する可能性のある方など広く参考になる内容を予定しています。

なお、これらの冊子は以下のURLからダウンロードできます。

http://redd.ffpri.affrc.go.jp/pub_db/publications/others/index_ja.html

発表者
  • 鷹尾 元(森林総研)
  • 宮作尚宏(パスコ)
  • 佐野滝雄(アジア航測)
プログラム
  1. 趣旨説明(鷹尾) 1500-1510
  2. リモートセンシングと地上調査を組み合わせたREDD+プロジェクトのための熱帯林の炭素蓄積の観測技術(鷹尾) 1510-1540
  3. 「熱帯雨林における三次元森林構造の航空機計測技術の開発」LiDAR計測による航測手法の標準化(宮作) 1540-1610
  4. 海外における航空機LiDARを用いた森林計測の標準仕様例(佐野) 1610-1640
  5. 質疑応答 1640-1700
お申し込み

貴団体名、ご参加者名をご記入の上、プラットフォーム事務局 (redd_platformアットjica.go.jp) までメールにてご連絡ください(※アットは@には変換して下さい)。

本メールは、複数のご担当者様宛にお送りしておりますが、各社・団体で取り纏めてご連絡いただけると幸いです。

申込締切 : 8月4日(火)17時