国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
REDDプラス・海外森林防災研究開発センター

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第3回ナレッジセミナー

本セミナーは終了しました

REDD+プラットフォーム 第3回ナレッジセミナー

開催報告

森から世界を変えるREDD+プラットフォーム のページへ移動します。

日程
タイトル

REDD+セーフガードの計画と実施

場所

JICA竹橋合同ビル 8A(地図

〒100-0004 東京都千代田区大手町1-4-1

要旨

REDD+活動実施によって起こりうる当該・周辺地域への負の影響を予測・抑制することの重要性から、COP16でのカンクン合意において「セーフガード」の促進・支援が位置付けられ、各国にはセーフガードへの対処・考慮に関する情報を提供するシステムの開発が求められています。

しかし、こうしたUNFCCCでの議論は、国レベル・準国レベルでのセーフガードについてであり、プロジェクト事業者は、UNFCCCの決定事項におけるポイントを、プロジェクトを実施する観点から、理解することが必要です。その際に参考となるのは、セーフガードに関連する基準・指標を既に設けているCCBS(The Climate, Community and Biodiversity Standards)等の民間の制度や、それらを活用して実施されている先行プロジェクトの経験です。

本セミナーでは、平成25・26年度の林野庁委託事業「森林保全セーフガード確立事業」の成果を中心に、セーフガードに関する国際議論を整理し、プロジェクトレベルで必要となるセーフガード対応の方法や指標等についてご紹介します。REDD+セーフガードについて知りたい、という方はもちろん、具体的にはどういう活動が必要なのかよくわからない、これから実施する上で他のプロジェクトの事例を知りたい、という方にも広く参考になる内容を予定しております。

発表者
  • 矢野雅人(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
  • 古川拓哉(森林総合研究所)
  • 棚橋雄平(国際緑化推進センター)
プログラム(予定)
  1. 挨拶
  2. REDD+セーフガードの国際的議論の動向(矢野)
  3. プロジェクトレベルのセーフガードの取り組み―既存のスタンダードや基準指標の解説―(古川)
  4. プロジェクトにおけるセーフガード対応―ケーススタディによる計画と実施― (棚橋)
  5. 質疑応答
お申し込み

団体名、ご参加者名をご記入の上、プラットフォーム事務局 (redd_platformアットjica.go.jp) までメールにてご連絡ください(※アットは@には変換して下さい)。

申込締切 : 2015年10月23日 17時