国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
REDDプラス・海外森林防災研究開発センター

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平成29年度第4回ナレッジセミナー

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森から世界を変えるREDD+プラットフォーム
平成29年度ナレッジ分科会 第4回ナレッジセミナー
「速報:緑の気候基金(GCF)のREDDプラス成果支払いにかかる実施ルール」

現在、約30カ国がREDDプラスの排出削減等のベースラインである森林参照レベル/参照排出レベル(FRL/FREL)をUNFCCCに提出する中、REDDプラスの取り組みの進捗が、徐々に実施フェーズ、そして最終段階の成果支払い(排出削減量等の確定とそれへのインセンティブの支払い)に移行しつつあります。こうした中、UNFCCCの下で「成果支払い」に関して重要な役割を果たす緑の気候基金(GCF)では、昨年10月から成果支払いを運用するための実施ルールについて議題が設定され、これまで検討が行われてきましたが、今月初旬、エジプト・カイロにおいて開催された第18回理事会において、同ルールが決定されました。

GCFの下で、実施ルールが決定され、またREDDプラス成果支払いに資金が拠出されることが決定されたことは、カンクン合意やワルシャワ枠組みなど、途上国における主要緩和策として過去10年来にわたって議論されてきたREDDプラス活動の環境整備が概ね完了したことを示す重要なマイルストーンです。現在、主要ドナーからのREDDプラスに関する支援を受けている多くの途上国では、GCFの成果支払い資金の獲得はREDDプラスにおける取り組みの主要目標に位置づけられており、今回の決定は今後の取り組み方針にも密接に関連すると考えられます。このため、同理事会に日本理事のアドバイザーとして出席した林野庁担当者から、REDDプラス成果支払いの実施ルールにかかる決定事項について速報で御報告をいただきます。

日時

2017年10月31日(火曜日)17時30分~18時30分(17時15分開場)

会場

JICA市ヶ谷ビル 600号会議室
(東京都新宿区市谷本村町10-5)

プログラム

緑の気候基金(GCF)におけるREDDプラス成果支払いの実施ルールの決定について:速報(仮題)
  林野庁 森林整備部 計画課 海外林業協力室 課長補佐 大仲幸作

質疑応答

主催

森から世界を変えるREDD+プラットフォーム ナレッジ分科会

参加費

無料

お申込み方法

貴団体名、参加者名をご記入の上、2017年10月30日(月曜日)までにE-mailにてお申し込みください。(各社・団体で取り纏めてご連絡いただけると幸いです。)
   E-Mail:redd_platform@jica.go.jp

お問合わせ先

JICA地球環境部 森林・自然環境グループ内
森から世界を変える REDD+プラットフォーム事務局
   Tel:03-5226-6656
   E-Mail:redd_platform@jica.go.jp