令和6年度国際セミナー
「自然を活用した解決策としての森林管理:森林の防災・減災機能の発揮に向けて」
( Forest management as Nature-based Solution(NbS): Towards Forest-based disaster risk reduction (F-DRR) )
「自然を活用した解決策としての森林管理:森林の防災・減災機能の発揮に向けて」
( Forest management as Nature-based Solution(NbS): Towards Forest-based disaster risk reduction (F-DRR) )
案内フライヤー
開催日
2025年2月5日(水曜日) 13:00-17:00(開場12:30)
※セミナーは17:00で終了しますが、セミナー会場では18:00まで会場参加者による意見交換会を予定しています。
開催方法
会場参加(TKPガーデンシティPREMIUM神保町 プレミアムボールルーム)またはオンライン参加(Zoomウェビナー)によるハイブリッド形式で行います(日英同時通訳)。
会場参加、オンライン参加は、どちらも次の登録ページからお申込みください。
ボタンをクリックすると外部サイト(登録ページ)へ移動します。
オンライン参加(Zoomウェビナー)の登録をされた方には、後日、接続方法をお知らせします。
開催場所
TKPガーデンシティPREMIUM神保町 プレミアムボールルーム (東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 3階) / オンライン(Zoomウェビナー)同時開催
地下鉄 神保町駅 A9出口 徒歩2分
地下鉄 竹橋駅 3b出口 徒歩5分
地下鉄 淡路町駅 B7出口 徒歩7分
地下鉄 新御茶ノ水駅 B7出口 徒歩7分
JR 御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口 徒歩10分
開催趣旨
日本は、台風や梅雨による豪雨も頻発する気候帯にあるため、頻繁に山地災害に見舞われてきました。その一方で森林や樹木には山地災害の発生を抑制する機能があり、それらを活用した治山技術が開発され、実施されてきました。このような技術を発展途上国などにおいて適用することにより、流域下流における対策に加えて流域上流における対策が相対的に低コストで実施でき,全体としてより効果的な気候変動適応策となることが期待されます。このような生態系機能の活用は、自然を基盤とする解決策(Nature based Solutions, NbS)として、国際的な期待が高まっています。森林総合研究所では、令和2年度から我が国の民間企業等による森林防災・減災技術の国際展開を支援することを目的に、研究・技術開発を進めてきました。
今年度のセミナーは、我が国の民間企業が海外において森林による防災・減災事業を展開できるよう、NbSの主流化の傾向を踏まえ、地域開発における森林の多面的機能活用の重要性を発信することを目的とします。森林技術国際展開支援事業の成果から、F-DRRに配慮した森林(土地利用)計画の重要性、途上国の現地コミュニティ参画のための課題を共有します。これらを踏まえた議論により、森林による防災減災のプロジェクト形成や参画者の増加を期待しています。
なお、本セミナーは令和6年度林野庁補助事業「森林技術国際展開支援事業」の一環として実施します。
プログラム
開会挨拶 | ||
浅野(中静)透 (森林総合研究所 所長) | ||
来賓挨拶 | ||
(林野庁) | ||
セッション1 基調講演 | ||
ジュアン・M・プルヒン (フィリピン大学ロスバニョス校 森林・天然資源学部 創設者・教授) 「森林を活用したレジリエンス(強靭性):NbSによる災害リスク削減と開発」 |
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セッション2 F-DRRに配慮した森林(土地利用)管理の重要性 | ||
平田泰雅 (森林総合研究所 研究専門員) 「F-DRR機能発揮のための森林管理」 |
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マンズル・クマル・ハザリカ (アジア工科大学 地理情報センター長) 「リスクチェンジス:マルチハザードリスク評価のためのクラウド型オープンソースプラットフォーム」 |
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セッション3 F-DRRへの現地コミュニティ参画の課題 | ||
瀧永佐知子 (アジア航測株式会社) 「F-DRRへの現地コミュニティ参画の課題」 |
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ハー・ファン・ティエプ (ベトナム森林科学アカデミー 北西ベトナム森林科学センター 所長) 「ベトナムにおける住民森林管理を通じた地域住民の能力強化と生計向上」 |
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パネルディスカッション | ||
パネリスト:基調講演者、セッション登壇者等 | ||
閉会挨拶 | ||
玉井幸治(森林総合研究所) |
参加申込
ご参加には事前申込が必要です。次の申込サイトからお申込みください。
主催・後援
主催:国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
皆様のご参加をお待ちしております。