国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
REDDプラス・海外森林防災研究開発センター

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論文概要

論文

Factors affecting forest area change in Southeast Asia during 1980-2010. PLOS ONE 13(6). May 5,2018. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0197391

(1980-2010年の東南アジアにおける森林面積変化の駆動因)

リンク先

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0197391

著者(編者)

今井伸夫(東京農業大学)、古川拓哉(生物多様性研究拠点)、辻野亮(奈良教育大学)、北村俊平(石川県立大学)、湯本貴和(京都大学)

概要

著者らのグループは、東南アジアを対象に、熱帯林面積が減り続けている国と増加に転じている国の社会・経済・環境要因の違いを網羅的に調べました。その結果、森林面積が増加に転じている国々は共通して低標高地(森林の生産性とアクセス性が良い土地)が広がり、そのためにかつて激しい森林減少に見舞われ、森林が「希少化」し、その価値が上昇したために他国に先んじて森林面積が増加に転じていることを明らかにしました。

※詳細は、次の森林総合研究所プレスリリース記事をご参照ください。

http://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2018/20180531/index.html