国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

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No.3 (7/29)  森から世・・・

森から世界を変えるREDD+プラットフォーム第2回ナレッジセミナー、CIFOR COP21サイドイベント、国内外インフォメーション、シリーズ 森林と国際関係 (2)、文献等紹介等

=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= ◇◇◇ 森林総研REDDセンターだより2015年度 No.3 ◇◇◇ 発行年月日: 7/29/2015 森林総合研究所 REDD研究開発センター 事務局 ☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★       ◇◇◇ トピックス ◇◇◇ ◆ 1. 森から世界を変えるREDD+プラットフォーム 第2回ナレッジセミナー「航空機計測でREDD+プロジェクトの森林 炭素蓄積量を効率的に推定する」8/6/(申込締切 8/4)ご案内 ◆ 2. 関連外部イベント紹介 CIFORのCOP21サイドイベントGlobal Landscape Forum Paris - Launching the new climate and development agenda ◆ 3 国内外インフォメーション ① 各国から約束草案提出-途上国の多くが森林対策に言及 ② 日本インドネシアの2国間クレジット制度(JCM)REDD+について検討 ◆ 4. シリーズ ☆ 森林と国際関係 (2) -持続可能な開発目標と資金メカニズム- ◆ 5. 文献等紹介 ① ボン気候変動会議(SBSTA42等)合意文書日本語仮訳を提供 ② GOFC-GOLDと世銀がREDDの計測・報告のためのトレーニング マテリアルを公開 ◆ 6. REDDセンターウェブサイト更新のお知らせ =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 1. 森から世界を変えるREDD+プラットフォーム(注) 第2回ナレッジセミナー「航空機計測でREDD+プロジェクトの森林 炭素蓄積量を効率的に推定する」8/6(申込締切 8/4)ご案内  航空LiDARによる計測技術は、プロジェクトレベルのREDDプラス活動 において森林炭素蓄積量を効率的に推定する上で非常に有用な技術 です。しかし、熱帯林で実施する際、どのように計画し、どのよう に仕様を指定すればよいのでしょうか? REDD研究開発センターは、 マレーシアとカンボジアでの実証的研究プロジェクトを通じて、海 外で森林の航空機LiDAR計測を実施するために事業発注者が検討すべ き事項を二つの冊子にコンパクトにまとめました。本セミナーでは、 二つの冊子で紹介されている航空計測の事例を解説します。REDDプ ラスプロジェクトで計測事業を計画または実施している方々、計測 事業を外部発注する可能性のある方はふるってご参加ください。 申込期限が迫っていますのでお急ぎ下さい。 冊子のダウンロード 【日 時】2015年8月6日(木)15:00-17:00(予定) 【会 場】JICA市ヶ谷ビル 6F 600号研修室      〒 162-8433東京都新宿区市谷本村町10-5 【話題提供者】 鷹尾 元 (森林総研) 宮作尚宏 (パスコ) 佐野滝雄 (アジア航測) 【申 込】  国際協力機構(JICA) 地球環境部森林・自然環境グループ内  森から世界を変える REDD+プラットフォーム事務局  E-mail: redd_platform@jica.go.jp  貴団体名、ご参加者名をご記入の上、プラットフォーム事務局  までご連絡ください。各社・団体で取り纏めていただけると幸いです。 【申込締切】 8月4日(火)17時 プログラム詳細 注: 森から世界を変えるREDD+プラットフォーム」では、官民が協力し て途上国の森林保全や気候変動対策、生物多様性保全、持続的な開発 (貧困削減)を展開します。ナレッジ分科会は、森林総研を幹事とし、 国連気候変動枠組条約UNFCCCや二国間クレジット制度JCMの議論の紹介 等、REDDプラスに関する知見・情報を提供しています。 「森から世界を変えるREDD+プラットフォーム」加盟申込み =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 2. 関連外部イベント紹介 CIFORのCOP21サイドイベントGlobal Landscape Forum Paris - Launching the new climate and development agenda (フランス・パリ) 2015年12月5日(土)~ 6日(日) CIFOR(国際林業研究センター)は、年末のUNFCCC第21回締約国 会議(COP21)に合わせて、毎年恒例のサイドイベントGlobal Landscape Forumの参加者を募集しています。今年は、Landscape Restoration、Rights and Tenure、Finance and Trade、 Measuring progress towards climate and development goals、の4つのテーマの下に、Discussion Forum (パネルディスカッション)やLaunch Pad(記者発表形式イベント)、 Landscapes Laboratory Station (技術開発成果等の発表)、 Thematic Pavilion(テーマ別パビリオン)、等、森林・土地利用 と気候変動対策、持続可能な開発に関する多彩なイベントや展示 が行われます。各種イベント・展示は現在、出展者を募集しています。 (応募締め切り、出展費用はイベント毎に異なります)また、今年は 初の試みとして、12月5日(土)夜、「Petcha Kucha Night」が開催されます。20秒毎に自動で切り替わる20枚のスライド を使って、一人6分間、10名のプレゼンが行われます。 スピーカー募集中です。 締切り:9月25日(金) 参加費:無料(ただし、Global Landscape Forumへの参加費は必要) CIFOR Global Landscapes Forum (参加登録、出展要領のダウンロードができます) Petcha Kucha Night (応募フォームがダウンロードできます) =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 3. 国内外インフォメーション ① 各国から約束草案提出-途上国の多くが森林対策に言及 COP21(注)に向けて、7月27日現在、21の国・地域から2020年以降 の約束草案が提出されています。我が国も7月17日に、温室効果ガス 排出量を2013年比で26%削減する等の内容を含む約束草案を提出しま した。我が国はじめ多くの先進国が削減目標の達成に森林や農地等の 土地利用分野の排出削減量・吸収量を含めることとしています(我が 国は2.6%を森林や農地等の土地利用分野で削減)が、エチオピア、 ガボン、メキシコ等の発展途上国も自国の約束達成に森林等の土地利 用分野の対策を活用することを明らかにしています。 2020年以降の温暖化対策の国別目標案(約束草案)(英文) 日本の約束草案(2030年度温室効果ガス排出削減目標)
の提出(外務省報道発表) 注:国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)(英文) ② 日本インドネシアの2国間クレジット制度(JCM)REDD+について検討 我が国が主導する二国間クレジット制度(JCM)の検討が進められる中、 同制度におけるREDD+の活用に向けて、現在、インドネシアと日本政府 との間での協議が進められています。今年秋にはREDDプラスの方法論 ガイドライン等について集中的に議論するための専門会合が計画されて おり、日程やアジェンダについて調整中です。森林総研REDDセンターは 我が国関係省庁によるREDDプラスの方法論ガイドライン開発の事務局と して二国間の協議の場にも参加するとともに、今年度は方法論ガイド ラインと整合したPDD(プロジェクト設計書)& モニタリングのガイド ラインの開発に向けて検討に取り組んでいるところです。 JCMに関する日本インドネシアの二国間会合(5/18開催)報告(英文) 二国間クレジット制度(JCM)情報 =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 4. シリーズ ☆ 森林と国際関係 (2) -持続可能な開発目標と資金メカニズム- 2015年以降の森林分野を含む統合的な目標である持続可能な開発目標 (SDGs)の議論は、その目標や達成度合いを評価する指標だけでなく、 途上国等が目標を達成する上で必要となる資金の効果的な動員方法や供 給方法についても注目が集まっています。2015年までのミレニアム開発 目標を達成する上でも、これまで様々な資金源から貧困削減のための資 金が動員されましたが、目標達成には不十分でした。環境・経済・社会 的側面を含むSDGsの達成には、さらに年間数兆ドルに及ぶ資金が必要と なると考えられており、これまで検討されてきた年間数十億ドルの政府 開発援助等による資金動員から、今後は多様な資金源から年間数兆ドル を動員していくことが求められます。 持続可能な開発のための効果的な資金動員や供給方法の議論の中で、 特に注目されているのは、資金規模の大きな民間資金の動員、公的・民 間両方からの資金動員(blended financeやpublic-private partnership)課税等による国内資金の動員、航空券連帯税等の革新的な 資金メカニズムを活用した資金動員です。 2012年の国連総会では、持続可能な開発資金に関する専門家の政府間委 員会(Intergovernmental Committee of Experts on Sustainable Development Financing)を設立し、持続可能な開発のための効果的な 資金戦略に関する報告書を2014年までにまとめることが決定され、2014 年8月にはその議論をまとめた報告書が発表されました。今月の7月13日 ~16日には、エチオピアのアディスアベバで、開発のための資金に関す る第三回国際会議(The Third International Conference on Financing for Development)が開かれ、様々なステイクホルダーが 集まり、引き続き持続可能な開発のための資金について議論されます。 この持続可能な開発のための資金に関する議論は、森林分野に特化し たものではありませんが、今後の森林を含む環境分野の資金メカニズム 設計の基礎となりうるものです。また、現在国連気候変動枠組条約の下 で議論されている、REDD+の資金メカニズムは制度設計がうまくいけば、 持続可能な開発のための革新的な資金メカニズムの良い事例となりうる と考えます。 今後もSDGsに関する議論の進展については適宜報告したいと思います が、次回からは、国連気候変動枠組条約、生物多様性条約、国連砂漠化 対処条約等の様々な条約下の森林分野に関連する議論について紹介して いきます。 (森林総合研究所 国際連携推進拠点 森田香菜子 (7月12日執筆)) =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 5. 文献紹介  ① ボン気候変動会議(SBSTA42等)合意文書日本語仮訳を提供 6月1日から11日にドイツ・ボンで開催されたSBSTA42(注)では、 REDD+についてCOP21での採択をめざす3つの決定案((1)セーフ ガード、(2)非市場アプローチ、(3)非炭素便益)を含む結論 文書が作成されました。REDD研究開発センターでは結論文書の仮訳 (注)を提供しています。ご希望の方はREDDセンターにご一報くだ さい。 (注)REDDセンターが非公式に作成した仮訳であり、UNFCCCや日本 政府が公式に認めたものではありません。 REDDセンターウェブサイト (ボン気候変動会議 SBSTA42等の結果概要) 注: SBSTA: Subsidiary Body for Scientific and
Technological Advice (科学上及び技術上の助言に関する補助機関) ② GOFC-GOLD(注)と世銀がREDDの計測・報告のための   トレーニングマテリアルを公開 REDDプラスを取り組む国のためへの技術支援とガイドラインとして、 GOFC-GOLDと世界銀行がトレーニングマテリアルを公開しました。ト レーニングマテリアルは専門家ネットワークによって開発が行われ、 REDDプラスのデザインや計測・モニタリング、評価・報告を行うため の14のモジュール(GOFC-GOLD Sourcebookや参考文献、28カ国の事例、 28の演習資料)を提供しています。SBSTA42のサイドイベントでもこ れらの紹介が行われました。 詳細(REDD+ course)(英文) モジュール全体ダウンロード(英文) GOFC-GOLD Sourcebook(COP20バージョン)のダウンロード(英文) 最新の GOFC-GOLDニュースレター(英文) (注)GOFC-GOLD (Global Observation of Forest Cover and GlobalObservation of Land Dynamics: 長期観測システムの確立に 向けた国際情報交換、観測・データ調整、枠組みのフォーラムを提供する ためのワーキンググループ)参照  =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 6. REDDセンターウェブサイト更新のお知らせ ☆ イベント及び国際交渉の状況(2015年の動き)を更新しました。 新着情報 ☆☆ REDD文献検索システムをご活用下さい。 文献検索 =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 本メールマガジンは、送信を希望された方のほか、過去に名刺交換 をさせていただいた方にもお送りしています。連絡先の変更や追加等の ご連絡、情報提供、メルマガに関するご意見等、下記アドレスまでお寄 せ下さい。また、メール配信を希望されない方は、お手数ですが下記宛 にご一報下さい。         redd-rd-center@ffpri.affrc.go.jp             ◇◇◇ 森林総合研究所 REDD研究開発センター ◇◇◇ URL: http://redd.ffpri.affrc.go.jp/index.html (メルマガ担当: 国際連携推進拠点 川元スミレ) 〒 305-8687茨城県つくば市松の里1 国立研究開発法人 森林総合研究所内 Phone: 029-829-8365, FAX: 029-829-8366