◇◇◇ 森林総研REDD研究開発センターだより2019年度 No.3 ◇◇◇ =+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+= 発行年月日: 2019年7月23日 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター トピックス ◆ 1.REDD研究開発センターより ◆ 2.論文、書籍 ◆ 3.イベント情報 ◆ 4.現場レポート ◆ 5.その他 他所主催の関連イベント・ニュース情報 ◆ 6.REDDセンターリレーコラム 第三回 小池信哉“ラオスの祭り” =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 1. REDD研究開発センターより 皆様、いかがお過ごしですか? 梅雨明け間近の7月、日本全国、夏祭りや花火大会などのイベントが計画されていますね。 森林総研では、7月27日(土)に一般公開を予定しています。樹木園のご案内、森林浴のリラックス効果体験、木のお酒、セルロースナノファイバーの取り出し実験、生きた昆虫展示、イーゼルづくり体験などなど盛りだくさん予定しています。ぜひお誘いあわせで、または御一人でも、つくばの森にお訪ね下さい! https://www.ffpri.affrc.go.jp/news/2019/20190727natsukoukai/index.html 同じ27日と翌日の28日(日)には、近隣で「うしく かっぱ祭り」も開催されていますので、「はしご」でもお楽しみいただけます。 http://www.ushikukankou.com/images/matsuri/kappa38/program.pdf さて、今号も様々なイベント、文献情報、話題を掲載しております。REDD研究開発センターのスタッフがリレー形式で毎月お届けするコラムの第三回の今回は、ラオス北部に1997年から通算で2年ほどラオスに滞在されていた経験もある小池信哉が「ラオスの祭り」についてお伝えします。どうぞお楽しみ下さい。 ◆ 2.論文、書籍 2.1 森林総研の江原 誠主任研究員 他が執筆した論文”REDD+ engagement types preferred by Japanese private firms: The challenges and opportunities in relation to private sector participation. Forest Policy and Economics 106. September, 2019. 101945 https://doi.org/10.1016/j.forpol.2019.06.002(日本企業のREDD+参画形態の選好調査:民間参画の機会と課題)”が学術誌Forest Policy and Economicsの2019年9月号に掲載されました。調査にご協力下さった企業の皆様、ありがとうございました。 http://redd.ffpri.affrc.go.jp/pub_db/works/2019/201907_ehara_ja.html 2.2 森林総研の 森田香菜子主任研究員が執筆した章「リスクと世代間の衡平性」を含む「リスク学事典」が丸善出版から出版されました。ぜひご参考下さい。 https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/?book_no=303332 ◆ 3. イベント情報 第7回アフリカ開発会議(TICAD7)サイドイベント(予告) TICAD7は8月28日(水)から30日(金)の3日間、横浜市で開催されます。そのサイドイベントとして、森から世界を変えるREDD+プラットフォームも共催するイベントを8月29日(木)午後に予定しております。詳細につきましては後日発表されるイベントカレンダーをご確認の上、ぜひご来場下さい。よろしくお願いいたします。 https://www.mofa.go.jp/mofaj/afr/af2/page25_001737.html#aug ◆ 4. 現場レポート REDD研究開発センターでは、海外におけるワークショップ、シンポジウムや現地調査の様子を、REDDプラスに関する最新情報とともにお伝えしています。 http://redd.ffpri.affrc.go.jp/technical/report/2018_ja.html ◆ 5.その他(他所主催の関連イベント・ニュース情報) 5.1 ~SDGs達成と生物多様性の主流化のためのパートナーシップ事業~ 「マングローブ再生と持続可能な利用の推進のためのワークショップ」 マングローブの再生とエビ養殖などの持続可能な利用の推進のため、関係者の取り組みを情報共有し、課題解決と連携に向けた検討を行うためのワークショップが開催されます。 日時:8月1日(木)9:30~12:35 場所:JICA市ヶ谷 2階 国際会議場 主催:独立行政法人国際協力機構 協力:公益財団法人国際緑化推進センター http://redd.ffpri.affrc.go.jp/events/related/_img/_20190801/20190801.pdf 5.2 World Specialty Coffee Conference and Exhibition (SCAJ) 2019 エチオピアのRainforest Alliance認証を受けた森林コーヒーをはじめ、おいしいスペシャルティコーヒーの生産国を含めた25の国と地域、300ブースを超えるコーヒー関連機械・器具等の展示、各種情報・品質に関するセミナーの開催、さらにイベントステージでは各種コーヒー競技会の決勝大会等を実施します。もちろん試飲コーナーも。ぜひご来場下さい。 日時:9月11日(水)~13日(金)10:00~17:00(最終日は16:00まで) 場所:東京ビッグサイト西3・4ホール 主催:日本スペシャルティコーヒー協会 後援:外務省 http://www.scajconference.jp/ 5.3 (1) 第6回生物音響学会年次研究発表会 及び (2)公開国際シンポジウム「昆虫の生物音響学とバイオトレモロジー」 本会は国外からの研究者も参加する国際会議です。 生物に関連した音関係の基礎的・応用的研究(人や動物の聴覚、音や振動の影響、行動、神経機構、モデルや方法論など)を対象としています。 シンポジウムのテーマであるバイオトレモロジーは、振動交信や振動感覚、それらの応用などを含む新分野です。 (1)第6回生物音響学会年次研究発表会 開催日:2019年11月20日(水)~22日(金) 会場:文部科学省研究交流センター(TXつくば駅より徒歩10分) 参加費:有料(当日参加可) (2) 公開国際シンポジウム:昆虫の生物音響学とバイオトレモロジー 開催日:2019年11月20日(水)、13時から 会場:文部科学省研究交流センター(TXつくば駅より徒歩10分) 参加費:無料 ウェブ:http://bacoust.org/?page_id=1284 ポスター:http://bacoust.org/wp-content/uploads/2019/06/ BIOACOUSTICS_JPR2.pdf 連絡先:第6回生物音響学会年次研究発表会事務局 (bainfo [at] bacoust.org([at]は@に変更) 5.4 UNREDDがe-Learningコース”REDD+ Academy” を開校 REDD+について基礎から自分のペースで学ぶことができるUNREDDのインターネット講座(e-Learningコース)”REDD+ Academy”が英語、スペイン語、フランス語で受講できるようになりました。 https://www.un-redd.org/single-post/2019/06/27/REDD-learning-at-your-fingertips-and-in-the-language-of-your-choice 5.5 緑の気候基金(GCF)がREDD+の成果支払いなどに関するウェビナールを開催 GCFは6月19日、20日にREDD+の成果資金をはじめとする土地利用分野に関するウェビナールを開催し、Youtubeでも公表しています。 https://www.youtube.com/watch?v=wd03Kb6XPfg&feature=youtu.be ◆ 6.巻末リレーコラム 第三回 小池信哉 “ラオスの祭り” ラオスって、東南アジアにある内陸国。日本の本州ほどの面積に600万人余りの人たちが住んでいます。ラオスでは上座部仏教を信仰する人が多く、仏教に関係するお祭りが目立ちます。この7月にあったのは「カオパンサー」と呼ばれるお祭りです。このお祭りはお寺の僧侶たちの特別な修行期間の始まりを祝います。北ラオスにある某町では、早朝からお寺の境内で托鉢が行われ、本堂で読経が続きました。町内の人たちは堂内にゴザを敷き、読経と共に手を合わせ、声を上げます。もっとも、ゴザの上に丸まって寝てしまう人もいますけど、早起きしていますから仕方がないですね。読経は昼前には終わります。そして、日が暮れ頃になると、路上に屋台が出てきます。食べもの売り(サトウキビ、甜菜、カオラーム(お米とココナツミルクを竹筒に入れて炊いたもの)など)、風船割りや空缶落とし(うまくやれば賞がもらえます!)、そして人力メリーゴーランド?やサイコロ賭博(今は禁止されてます)。屋台を覗きながらそぞろ歩きする若者たちが近隣からもたくさんやってきて、夜遅くまで、屋外は、にぎやか、にぎやか… そして、静まった翌朝は、まず散らかったゴミの清掃から始めないと。ふ~ なお、修行期間は3ヶ月続き、結婚式などは控えられます。ラオスと同じく仏教徒の多い隣国タイではこの日のアルコール販売が禁止されますが、ラオスではそのようなことはしません。堂々と売っていますので、ラオスのビール「Beer Lao」片手にお祭りを楽しんでくださいね。 =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= ・本メールマガジンは、REDD研究開発センターのイベントやREDD研究開発センター研究員の研究を中心に、REDDプラス関連の情報を購読希望された方に配信することを目的としています。購読希望された方のほか、過去に名刺を頂戴いたしました方にもお送りしています。 ・メールマガジンの登録情報は、メールマガジンの配信・イベント情報の配信以外には使用いたしません。 ・メールマガジンの配信先変更若しくは、配信停止をご希望の方は、下記連絡先までEメールにその旨を明記の上ご連絡ください。メールマガジンの配信先変更の場合には旧配信先情報を、配信停止の場合には登録情報を、それぞれ手続きと同時に抹消させていただきます。 ・メールマガジンに関するご意見につきましても、下記連絡先までお寄せください。運営の参考とさせていただきます。 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター REDD研究開発センターだより担当: 井上泰子、野田巌 (配信先変更・配信停止・ご意見にかかる連絡先) redd-rd-center@ffpri.affrc.go.jp