REDDプラス・海外森林防災研究開発センターだよりご登録の皆様 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。 このメールマガジンは、受信のお申込みを下さった方と当センターが主催するセミナーにご参加下さった方に配信しています。 今回は、当センター主催の国際セミナーの案内です。 多数の皆様のご参加を期待しています。 ○日 時: 2022年1月26日(水曜日) 14:00-16:30 ○開催形式:会場(有明セントラルタワーホール&カンファレンス、先着50名) またはオンライン参加によるハイブリッド形式 ○テーマ:「森林で沿岸域を守る -防災・減災技術の開発に向けて-」 ○開催趣旨: 2021年11月には、イギリスのグラスゴーで気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が開催され、気候変動の緩和と適応の両面に資する「自然に基づく解決策」として森林の重要性が改めて共有されました。 日本は、古くから台風や津波などの自然災害に見舞われたことから、森林の防災・減災機能を活用した災害対策として治山技術を培ってきました。沿岸域においては、土砂流出や洪水、津波、高潮、強風など自然の猛威から生活空間を保護するバッファーゾーンとして、居住地等の周辺に海岸防災林を整備してきた歴史があります。こうした技術は、今後防災対策を進めようとする途上国においてもその適用が期待されます。 本セミナーは、途上国の沿岸域で暮らす人々を災害から守る森林技術の開発に向け、マングローブ林の造成と管理について、これまでの経験、最新の知見、現地ニーズと取組みについて各国から報告します。さらに、「防災・減災機能を有する森林の造成と管理」をテーマにパネルディスカッションをおこない、今後の課題と方向性について議論します。 ○プログラム概要 開会挨拶 浅野(中静)透 森林総合研究所 所長 来賓挨拶 小坂善太郎 林野庁 森林整備部長 基調講演 宮城豊彦 東北学院大学名誉教授/株式会社アドバンテクノロジー 話題提供 柳澤 英明 東北学院大学 海岸防災林の機能 小野 賢二 森林総合研究所 海岸防災林の造成と管理 Dr. Rupesh K Bhomia (CIFOR) インドでの取組み Ms. Nguyen Thuy My Linh (VAFS) ベトナムでの取組み Dr. Rodel Lasco (OML Center) フィリピンでの取組み Mr. Aporosa Ramulo (ITTO-Fiji Mangrove project) フィジーでの取組み (休憩) パネルディスカッション 質疑応答 まとめ・閉会(平田泰雅センター長) プログラム・申し込み方法など詳細は次のサイトをご参照下さい。 http://redd.ffpri.affrc.go.jp/events/seminars/2022/20220126_ja.html 録画の公開は予定していません。 発表資料・記録は後日、当サイトにて公開予定です。 皆様のご参加をお待ちしています。 なお、本セミナーは、令和3年度林野庁補助事業「森林技術国際展開支援事業」の一環として実施します。 =+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+= REDDプラス・海外森林防災研究開発センターだより2021年度No.7 発行年月日:2022年1月4日(火) 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDDプラス・海外森林防災研究開発センター URL:http://redd.ffpri.affrc.go.jp/ (本センターは林野庁補助事業「令和3年度森林技術国際展開支援事業」を活用しています。)