国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
REDDプラス・海外森林防災研究開発センター

文字サイズ

2021年度 No.9 (2/10) 森林総研REDDプラス・海外森林防災研究開発センターだより2021年度 No.9


REDDプラス・海外森林防災研究開発センターだよりご登録の皆様

このメールマガジンは、受信のお申込みを下さった方と当センターが主催するセミナーにご参加下さった方に配信しています。

いつもご利用いただきありがとうございます。
今回は、2月末に開催される2つのオンラインセミナーをご案内いたします。

(1)京都大学熱帯林研究ユニット、京都大学農学研究科が主催する「<フォーラム>地球規模のカーボンニュートラルを目指すには? 日本の民間資金・技術による海外の森林の持続的利用と保全の可能性」

(2)公益財団法人 国際緑化推進センター(JIFPRO)が主催する「日本の「ちえ」で途上国の森林減少を止めSDGsに貢献するには」

--------------------

(1)京都大学熱帯林研究ユニット、京都大学農学研究科が主催する「<フォーラム>地球規模のカーボンニュートラルを目指すには? 日本の民間資金・技術による海外の森林の持続的利用と保全の可能性」

○<フォーラム>地球規模のカーボンニュートラルを目指すには? 日本の民間資金・技術による海外の森林の持続的利用と保全の可能性

○日時:2022年02月28日(月曜日)09:30-12:30

○開催形式:オンライン

○開催趣旨
 本フォーラムでは、2020年ごろから急速に国際的議論や取り組みが進みつつある民間資金の森林による気候変動の緩和、適応活動への関与、日本でも関心が広まりつつある企業の「ネットゼロ」に向けて次々と新しい枠組みができている森林炭素市場の動向、ルール作りなどについての現状を広く周知すると共に、日本の民間資金や技術を活用した森林ビジネスの海外展開に関して様々な関係者がそれぞれの立場で何が必要なのか、求められているのかを議論します。

○プログラム
・開会挨拶、マダガスカルでの熱帯白砂林を例にとっての趣旨説明
  北島薫 <京都大学農学研究科>

・日本の民間セクターの技術・資金による海外での森林ビジネス、保全活動への関与の可能性
  瀧本麻子 <京都大学熱帯林研究ユニット>

・日本企業のREDD+への参画目的、手段及び課題
  江原誠 <森林総研・森から世界を変えるプラットフォーム事務局>

・パネルディスカッション:
  「日本企業の海外森林ビジネスや森林保全活動への関与を促進するためには何が必要とされているか」
  ◆パネラー
  1)北島薫  <京都大学>
  2)谷本哲朗 <独立行政法人国際協力機構(JICA)・森から世界を変えるプラットフォーム事務局>
  3)日比保史 <一般社団法人コンサベーション・インターナショナル・ジャパン>
  4)仲井一志 <ヤマハ株式会社>
  5)洲上奈央子 <ダイキン工業株式会社>
  6)関川博之 <株式会社イトーキ>
  ◆モデレーター
    瀧本麻子 <京都大学>

○参加費用:無料(定員100名)

○参加申込
  次の申込フォームから登録してください(申込期限:2月25日(金曜日)正午)。
  申込フォーム:https://business.form-mailer.jp/fms/6376b001163309

○実施体制
  主催:京都大学熱帯林研究ユニット、京都大学農学研究科
  協力:森から世界を変えるプラットフォーム、ヤマハ株式会社、ダイキン工業株式会社、株式会社イトーキ、一般社団法人コンサベーション・インターナショナル・ジャパン
  支援:科学技術振興機構(JST)持続可能開発目標達成支援事業「マダガスカル北西部乾燥林の生態系サービス評価とREDD+による持続的開発計画の設計」、京都大学SPIRITS「熱帯白砂林における生物多様性と生態系機能の大陸間比較」

○本セミナーの案内サイト
  京大オリジナル株式会社HP内:https://www.kyodai-original.co.jp/?p=14808

○お問い合わせ先
  担当:京大オリジナル株式会社 コンサルティング事業部 坂越・岡田
  TEL:075-753-7765
  E-mail:event1@kyodai-original.co.jp

--------------------

(2)公益財団法人 国際緑化推進センター(JIFPRO)が主催する「日本の「ちえ」で途上国の森林減少を止めSDGsに貢献するには」

○テーマ:日本の「ちえ」で途上国の森林減少を止めSDGsに貢献するには
     − アフリカと南米の森林を守るギターとナッツプロテイン食品の開発 −
     (林野庁補助事業「途上国森林ナレッジ活用促進事業」公開セミナー)

○日時:2022年02月28日(月曜日)14:00-16:00

○開催形式:オンライン参加によるZoom Webinar

○開催趣旨
 昨年開催されたCOP26において、世界的な森林保全とその修復促進を含む取組を強化する「森林・土地利用に関するグラスゴー・リーダーズ宣言」に140か国以上が署名し大きな話題となりました。
 また、昨今関心が高まっているSDGsの観点からも、単なる森林保全だけでなく地域住民の生計向上は重要な課題になっています。
 一方で、途上国の森林活動の現場では、様々な課題や制約条件のために必ずしも活動のサイクルがうまく回っていない場合も多くあります。
 国際緑化推進センターでは、こうした問題に対して、日本で培われてきた技術・知見・ノウハウ・制度=「ちえ」を活かして活動をステップアップさせ、地域住民の生計向上ならびに持続可能な森林経営につなげていこうというコンセプトのオンラインセミナーを開催します。

○プログラム概要
・基調講演:「ローカルな取り組みのグローバルな価値付けと留意」
  発表:井上真氏(早稲田大学教授/東京大学名誉教授)
  「途上国森林ナレッジ活用促進事業」が有するグローバルな価値を確認し、2つの事例報告に対してコメントをおこなう。そのうえで、一般論としてナレッジのサステナビリティーと利益還元における留意点について解説する。

・事業コンセプト・概要説明
  発表:国際緑化推進センター

・タンザニア事例:タンザニアの熱帯早生樹をギター材に利用する試み
  発表:仲井一志氏(ヤマハ株式会社)
  講評:杉山淳司氏(京都大学大学院教授)

・ペルー事例:ペルーのサチャインチ(ナッツ)副産物の流通を促進する試み
  発表:門司崇宏氏(株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル)
  講評:竹山恵美子氏(昭和女子大学教授)

○参加費用:無料(定員500名)

○参加方法
  次のURLから事前の参加登録をお願いいたします。
  https://zoom.us/webinar/register/WN_PDcBVuMGTBa6PDLm8rxTEQ

○実施体制
  主催:公益財団法人 国際緑化推進センター
  後援:独立行政法人 国際協力機構(JICA)
  協力:森から世界を変えるプラットフォーム

○お問い合わせ先
  公益財団法人 国際緑化推進センター(担当:倉本)
  TEL:03-5689-3450
  E-mail:junki@jifpro.or.jp
  ※担当者が在宅勤務している場合がございますので、なるべくメールによるお問い合わせをお願いいたします。

○本セミナーの案内サイト
  https://jifpro.or.jp/infomation/10530/

--------------------

みなさまのご参加をお待ちしております。

=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+=
REDDプラス・海外森林防災研究開発センターだより2021年度 No.9
発行年月日:2022年02月10日(木)
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
REDDプラス・海外森林防災研究開発センター
URL:http://redd.ffpri.affrc.go.jp/
(本センターは林野庁補助事業「令和3年度森林技術国際展開支援事業」を活用しています。)