国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 REDD研究開発センター

文字サイズ

No.4(8/11) REDD研究・・・

REDD研究開発センター長 巻頭メッセージ、REDDプラス関連文献の紹介、REDDプラス関連イベントのご案内、他

=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+ 本メールマガジンは、送信を希望された方のほか、過去に名刺交換 をさせていただいた方にもお送りしています。メール配信を希望さ れない方はお手数ですが下記宛にご一報下さい。 redd-rd-center@ffpri.affrc.go.jp =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= ◇◇◇ 森林総研REDDセンターだより2014年度第4号 ◇◇◇ 発行年月日:8/11/2014 森林総合研究所 REDD研究開発センター 事務局 ☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆   ◇◇◇  トピックス ◇◇◇ ◆ 1.巻頭メッセージ REDD研究開発センター長 松本光朗 ― REDD研究開発センター5年目を迎えて ◆ 2.REDDプラス関連文献の紹介 ― 今回はセーフガード関連情報盛りだくさんです ◆ 3.REDDプラス関連イベントのご案内    ― 林野庁「森林分野における国際的な動向等に関する報告会」 ◆ 4.REDDセンターウェブサイト更新のお知らせ  =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=   ◆ 1. 巻頭メッセージ REDD研究開発センター長 松本光朗 REDD研究開発センタ ― 5年目を迎えて REDD研究開発センターが開設されたのが2010年7月1日。先月で5年目に 入りました。これまでの皆様のご支援に感謝いたします。 設立当時を思い出すと、私たちは海図も羅針盤も持たないままに船出 した小舟のようでした。しかし、皆さんの応援を頼りに、REDDセンタ ーのメンバーは研究開発や普及啓発に真正面から取り組んできました。 これらの活動の果実として、REDD-plus Cookbookは世界中で活用され、 REDDプラス実施ガイドラインは二国間クレジット制度(JCM)におけ る制度設計の基礎として利用されようとしています。  我が国国内ではしばしば、REDDプラスはちっとも進んでいないので はないか、本当に実現できるのか、という声が聞かれます。しかし、 この4年間を振り返ってみますと、準備活動やパイロットプロジェク トは世界中にめざましい勢いで拡がり、そこから得られた知見をもと に、国連での議論も着実に進行しています。このような世界の動きと ともに、私たちREDDセンターは、我が国のREDDプラスの技術ハブとし て、REDDプラスを通じた持続可能な森林経営の実現を目指し、今後も 努力を続けます。引き続きご支援をお願いいたします。また、今年度 も、国際・国内セミナー、国内や現地での講習など、様々なイベント を準備しています。そのような場を通じて皆様と有意義な情報・意見 交換ができることを楽しみにしています。              REDD研究開発センター長 松本光朗 REDD関連会議カレンダー =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 2. REDDプラス関連文献の紹介 今回は、セーフガード関連の文献を中心に、論文、記事、報告書を ご紹介します。①の総説は有償論文ですが、ご希望の方には共著者の 森林総研岡部からpdf版をお送りしますのでREDDセンターまでお知ら せ下さい。②は著者の棚橋氏から特別にご協力いただきましたので、 ご希望の方にはREDDセンターからpdf版をお送りすることができます。 ③はWWFジャパンの粟野様から情報提供いただきました。④はセーフ ガード関連ではありませんが、Nature Climate Change誌に掲載され たインドネシアの近年の森林減少の実態に関する興味深い論文を紹介 します。 ① Ian D. Thompson, Kimiko Okabe, et al.: Biodiversity and ecosystem services: lessons from nature to improve management of planted forests for REDD-plus, Biodivers Conserv, 23: 2613/2635, 2014. DOI 10.1007/s10531-014-0736-0 著者題名和訳: Thompson、岡部貴美子他:生物多様性と生態系サービ ス:REDDプラスに向けた植栽林管理の向上のための自然界からの教訓   概要:植栽林は木材生産やその他の生態系サービスによって、グロー バルにその重要性を増しつつあるが、炭素市場の発展やREDDプラス事業 の一般化に伴い、よりいっそう重要になることが予想される。本総説論 文は数多くの文献から、生態系サービス(生産、病害虫制御、送粉、復 元力、物質循環、種子分散、水質、水量など)の供給において生物多様 性がどのように機能するかというメカニズムに関連する情報を要約し、 特にREDDプラス活動としての植栽林の森林管理を向上させるオプション を提示している。 ② 棚橋雄平・太田誠一: セーフガードに配慮した森林経営の取り組み ─ インドネシア中部カリマンタン州SBK 社の事例 ─ 海外の森林と林業, No. 90, 25-30, 2014. 概要:平成 25 年度から開始した林野庁「森林保全セーフガード確立事 業」の下で国際緑化推進センターが調査を担当した、インドネシアでセー フガードに配慮した森林経営を行っているSBK 社の事例について紹介。 ③ WWFから、インドネシアにおけるREDDプラスの実践的な取組から得ら れた知見に関するレポート「REDD+ Inspiring Practice」が3本まとめて リリースされました。1本目は炭素測定に地域の人々に携わってもらうこ との利点、2本目は生物多様性セーフガードの実例、3本目は先住民の土 地所有・利用問題への対処と、いずれもセーフガードの確立に関する内 容となっています。インドネシアでJCMのFS事業を実施している事業主体 の皆様にもお勧めの内容です。 REDD+ Inspiring Practice: Empowering Communities Through Participatory Carbon Measurement in Indonesia レポート REDD+ Inspiring Practice: Building the Basis for Biodiversity Safeguards in Indonesia レポート REDD+ Inspiring Practice: Building REDD+ Readiness Through Participatory Land Use Mapping and Planning in Indonesia レポート ④ Belinda Arunarwati Margono, Peter V. Potapov, Svetlana Turubanova: Primary forest cover loss in Indonesia over 2000/2012, NATURE CLIMATE CHANGE, PUBLISHED ONLINE: 29 JUNE 2014. DOI: 10.1038/NCLIMATE2277 題名仮訳: Margono他: 2000年から2012年にかけてのインドネシアの一次林 の減少 概要: インドネシアの2000年から2012年にかけての森林減少面積は602万ha。 2012年単年データではブラジルを抜いて世界一となっている。 掲載誌ダウンロードページへのリンク(有償) =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 3.REDDプラス関連イベントのご案内 ー 林野庁「森林分野における国際的な動向等に関する報告会」 来る8月29日、林野庁が「第3回森林分野における国際的な動向等に関する報 告会」を開催します。IPCC第5次評価報告書(AR5)に関するプレゼン等が予 定されています。詳細については、下記のURLを参照下さい。 日時:8月29日(金)10:00~12:00 会場:農林水産省 北別館8階 共用第9会議室(ドア番号803) 報告会詳細 =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 4.REDDセンターウェブサイト更新のお知らせ REDD関連会議カレンダーを更新しました。今年度下半期のイベント 予定を掲載しています。 REDDプラス関連会議カレンダー =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= 編集後記 ― ご存じですか?「REDDプラスヘルプデスク」  別に隠してきたわけではないのですが、あまり知られていないのではないか というご意見をいただきましたので、この機会に改めてお知らせします。実は REDDセンターでは、REDDプラスに関する質問にお答えするヘルプデスクを設置 しています! 窓口にお電話、メールでご連絡いただければ、該当する専門分 野の研究者からご回答いたします。これまでの回答事例としましては、REDDプ ラスに関する国際的な情勢、現場での具体的な森林調査手法、参考文献の紹介 など、様々です。お問い合わせは無料、お気軽にご利用下さい。なお、お問い 合わせの内容によっては回答にお時間をいただくことがあります。回答分野に よる得手不得手もございます。(だんだん言い訳じみてまいりました)皆さん のお問い合わせお待ちしております!(文責:塚田) ヘルプデスク FAQ =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+==+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= ◆ 連絡先の変更や追加等のご連絡は下記メール宛にお願いします。 情報提供、メルマガに関するご意見なども下記アドレスまでお寄せ下さい。         redd-rd-center@ffpri.affrc.go.jp              ◇◇◇ 森林総合研究所 REDD研究開発センター ◇◇◇ URL: http://www.ffpri.affrc.go.jp/redd-rdc/ja/ (担当: 国際研究推進室 川元スミレ)   〒305-8687 茨城県つくば市松の里1 TEL: 029-829-8365; FAX: 029-829-8366