国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
REDDプラス・海外森林防災研究開発センター

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号外 (2/3) 森林保全セーフガード確立事業

REDD+セーフガード実施及び科学性の高いモニタリングに おける事例と課題(2/9)
REDD+セーフガード ”ガイドブック” オープンワークショップ (2/10)

=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+= ◇◇◇ 森林総研REDDセンターだより2015年度 号外 ◇◇◇ 発行年月日: 2/3/2016 森林総合研究所 REDD研究開発センター 事務局 REDD+(途上国における森林減少・劣化に由来する排出削減等) ☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◇1. 森林保全セーフガード確立事業 国際セミナー (2/9) 「REDD+セーフガード実施及び科学性の高いモニタリングに おける事例と課題」お知らせ ◇2. 森林保全セーフガード確立事業 「REDD+セーフガード   ”ガイドブック”オープンワークショップ」(2/10) お知らせ ☆.。:・★.。:*・☆.。:*☆.。:*・★.。:*・☆.。☆.。:*・★.。:*・☆.。:* 森林保全セーフガード確立事業コンソーシアム(森林総合研究所、 三菱UFJリサーチ&コンサルティング、国際緑化推進センター)は、 「森林保全セーフガード確立事業」(林野庁委託事業)の下、 REDD+のセーフガードに関する国際的な議論の進展をサポートする とともにREDD+の現場におけるセーフガードの実践的な取り組みを 支援しています。今回は国際セミナー(2/9)と、同事業の成果を 実践向きに集約した「ガイドブック」と「事例集」についてのオー プンワークショップ(2/10)を開催します。どちらも、森林保全 セーフガード確立事業ウェブサイトからお申込みできます。 森林保全セーフガード確立事業ウェブサイト =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+ ◇1.国際セミナー「REDD+セーフガード実施及び科学性の高いモニタ リングにおける事例と課題」 【主 催】林野庁 (運営:森林保全セーフガード確立事業コンソーシアム) 【日 時】2月9日(火) 13:00 - 16:30(開場 12:30) 【会 場】国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール (東京都港区六本木5-11-16) 麻布十番駅(大江戸線)7番出口より徒歩5分 麻布十番駅(南北線)4番出口より徒歩8分 六本木駅(日比谷線)3番出口より徒歩10分 【概要 】 昨年末のCOP21で採択された「パリ協定」では、REDD+に関して独立 した条文が設けられ、その実施・支援を奨励することが盛り込まれ ました。これにより、2020年以降も長期的な視野でREDD+の取組を 安定的に進める基盤ができたと評価することができ、今後一層その 取組が推進され加速されていくことが期待されます。一方で REDD+ を炭素蓄積の強化や経済的インセンティブを高めることのみを念頭 に推進した場合には、先住民や地域住民に対する過剰な森林利用制 限や、生物多様性や生態系への悪影響が懸念されます。そのためこ れらに対する「セーフガード」を実施すべきとの考えから、国連気 候変動枠組条約(UNFCCC)では、実施国がセーフガードに配慮し取組 むこと、そしてそれらの情報を国際的に提供することが合意され、 これらの合意に基づき、多くの実施国ではセーフガード遵守と情報 提供システムの構築・整備について準備をはじめています。しかし、 国・準国レベルと並行して取り組まれているプロジェクトレベルの 活動においてどのようにセーフガードに対処すべきか、また、それ らの情報をどのように国・準国レベルに集約するか、といったこと については必ずしも明確になっていないのが現状です。 そこで本国際セミナーでは、先進的な地域の取組みやセーフガード に関連するスタンダード等について知見を共有するとともに、パネ ルディスカッションにおける議論を通して、実践的なセーフガード の考え方について理解を深めことにより、民間事業者等REDD+に取り 組む皆様の今後の活動のヒントとなることを目指します。 【内 容】 - 名取洋司(コンサベーション・インターナショナル・ジャパン) CCBスタンダードによるプロジェクトレベルのセーフガード - ケオ・オマリス(カンボジア森林局): カンボジアにおけるセーフガードの取組み(仮題) - アウラ・ロバヨ・カスタニェダ (REDD+独立専門家) 国際、国、慣習的ルールの間の調和:コロンビアにおける REDD+セーフガード実施の課題 - 河合真之(地球環境戦略研究機関) インドネシアにおけるREDD+セーフガード情報提供システム: 現状と課題 - 岡部貴美子(森林総研) REDD+セーフガードのモニタリングのための基準・指標 - パネルディスカッション ファシリテータ:百村帝彦(九州大学) 国際セミナースケジュール等詳細 REDDセンターウェブサイト 参加申込み 注)REDD+のセーフガード:REDD+活動を実施する際に促進・担保す べき環境的・社会的影響への配慮。2011年のUNFCCC第16回締約国会議 (COP16)で採択された「カンクン合意」の中で規定。 =+=+=+=+=+=+=+=+=+ ◇2.「REDD+セーフガード "ガイドブック" オープンワークショップ」 【主 催】林野庁     (運営:森林保全セーフガード確立事業コンソーシアム) 【概 要】林野庁委託事業「森林保全セーフガード確立事業」では、 成果報告として以下の成果物をご紹介する実務者ワークショップを 開催します。 ☆「セーフガード事例集」(先行事例による取り組み紹介) ☆「セーフガードガイドブック」   (セーフガードの理解やプロジェクトでの実施計画に役立つ手引) REDD+に関心をお持ちの方を対象に、これらの成果物について紹介し、 より使いやすいものとするための意見交換を行います。是非ご参加く ださい。 【日 時】2016年2月10日(水)14:00~16:00(開場13:30) 【場 所】TKPガーデンシティ永田町 カンファレンスルーム 2E 東京都千代田区平河町2-13-12 (東京メトロ永田町駅 4番出口 徒歩4分) 【言 語】日本語 【参加費】無料 【プログラム(案)】 14:00 オープニングセッション 14:10 セーフガード ガイドブック紹介 14:50 セーフガード 事例集紹介 15:10 意見交換/Q&A 15:50 クロージングセッション REDD+セーフガード "ガイドブック"オープンワークショップ詳細 参加申込み =+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+ ◆ 連絡先の変更や追加等のご連絡は下記メール宛にお願いします。 redd-rd-center@ffpri.affrc.go.jp              ◇◇◇ 森林総合研究所 REDD研究開発センター ◇◇◇ REDD (Reducing Emissions from Deforestation and forest Degradation in developing countries) URL: http://www.ffpri.affrc.go.jp/redd-rdc/ja/ (担当: 国際連携推進拠点 川元スミレ)   〒305-8687 茨城県つくば市松の里1 TEL: 029-829-8365; FAX: 029-829-8366